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Tnorのよもやま話~第27回~

皆さんこんにちは!

株式会社Tnor、更新担当です。

 

~“見えないミクロンの世界”~

 

「洗浄」と聞くと、日常の掃除をイメージする方も多いかもしれません。しかし、精密機器産業洗浄の世界はまったく別物です。そこにあるのは、“ミクロン”や“ナノ”といった目に見えないレベルの汚れが、製品の性能や寿命、歩留まり、さらには安全性まで左右する世界。半導体、電子部品、光学部品、医療機器、航空宇宙、精密加工部品――どの分野でも、微小な異物・油膜・金属粉が原因で不良が起き、ラインが止まり、莫大な損失につながることがあります😳💦

だからこそ、精密機器産業洗浄業は「ただキレイにする」仕事ではありません。
品質をつくる仕事であり、不良を防ぐ仕事であり、産業を止めない仕事でもあります。見えない世界で戦うからこそ、やりがいが深い。今回はその魅力を、現場のリアルな視点でたっぷりお伝えします😊✨


1. まず知ってほしい!精密機器洗浄は“製造工程”の一部🏭🔬

精密機器の洗浄は、完成品の見た目を良くするためだけに行うわけではありません。むしろ、多くの場合は製造工程の途中に組み込まれています。

  • 切削・研磨・加工後の油分除去

  • 表面処理(めっき、コーティング、接着)の前処理

  • 組み立て前の異物除去

  • 検査前の清浄化

  • 梱包前の最終洗浄

ここでの洗浄の出来不出来が、次工程に直結します。
たとえば、油膜が残っていたらコーティングがムラになる。微細な金属粉が残っていたらショートや傷になる。洗浄液の残渣が残れば腐食や不具合が起きる…。つまり精密洗浄は、製品の信頼性を左右する“工程品質”そのものなんです😳✨

だからこの仕事は、単なる下請け作業ではありません。
「この洗浄があるから次の工程が成立する」
「この洗浄があるから製品が動く」
そう言えるほど、製造の中核に近い役割を担っています💪


2. “見えない汚れ”を相手にするから、達成感が深い🔍✨

日常の掃除は、汚れが見えます。
でも精密洗浄は、汚れが見えないことが多い。見えないからこそ難しく、見えないからこそ奥が深いです。

扱う汚れの例を挙げると👇

  • 微細な切粉・研磨粉(金属粉)

  • 目に見えない油膜(加工油・防錆油)

  • 皮膜状の汚れ(指紋、樹脂成分)

  • 粉塵・繊維くず

  • 研磨剤残渣

  • 酸化皮膜、微小なサビ

  • 洗浄後に残る残渣(イオン成分)

これらは「水で洗えば落ちる」レベルではありません。
洗浄液の選定、温度、超音波条件、攪拌、時間、すすぎ、乾燥、クリーン環境…。すべてが噛み合って初めて、狙った清浄度が出ます🧼🔬

そして、きれいになったかどうかは、

  • 顕微鏡観察

  • パーティクル測定

  • 接触角(濡れ性)

  • 表面分析

  • 清浄度試験

  • 実装・組立後の不良率

など、数値・試験・結果として返ってきます。
目に見えないものを、目に見える結果として改善できたときの達成感は、ものづくりの中でもかなり大きいです😊✨


3. 「不良を減らす」=「企業を救う」インパクトがある📉➡️📈

精密機器の製造現場では、不良が出ると損失が大きくなります。

  • 高価な部材が無駄になる

  • ラインが止まる

  • 納期遅延が起きる

  • 顧客クレームにつながる

  • 信頼低下や取引停止のリスク

原因が洗浄不足だった場合、洗浄工程を改善するだけで不良率が劇的に下がることもあります。これは誇張ではなく、現実に起きます😳

たとえば、めっき不良や接着不良は“前処理の洗浄”が原因になることが多い。
医療機器や光学部品では、わずかな異物が性能に直結する。
半導体関連では、微細粒子が歩留まりを左右する。

つまり、精密洗浄は「不良を減らす」という点で、企業の利益と信用に直結します。
自分たちの改善が、相手の会社の経営を助けることもある。
ここに、この仕事のスケールの大きいやりがいがあります🏭✨


4. 洗浄は“科学”と“職人技”の両方が必要🧪🛠️

精密機器洗浄の面白さは、科学と職人技が同時に求められるところです。

🧪科学の領域

  • 汚れの化学的性質(油、酸化、塩類)

  • 洗浄液のpH、界面活性剤、溶剤の特性

  • 反応速度(温度・時間)

  • 素材との相性(アルミ、ステンレス、樹脂、ガラス等)

  • 腐食や変質のリスク

🛠️職人技の領域

  • 「この汚れはこう落とす」が分かる経験値

  • 治具の工夫(当て方、角度、固定)

  • 乾燥でシミを出さない仕上げ

  • 再汚染を防ぐ取り扱い

  • 立ち上げ時の微調整

教科書通りにやっても、現場ではうまくいかないことがある。
逆に、経験だけでも限界がある。
だからこの仕事は、学び続けるほど面白いし、伸びしろが大きいんです😊✨


5. “汚れを落とす”だけでなく“再汚染を防ぐ”までが仕事🧤🧼

精密洗浄では、洗った瞬間にまた汚れることがあります。
だから重要なのは「洗浄後の取り扱い」。

  • 手袋・指サックの徹底

  • クリーンルームやクリーンブースでの作業

  • 乾燥後すぐに梱包

  • 梱包材の清浄度管理

  • 搬送時の粉塵対策

  • 乾燥条件(風量・温度・湿度)

ここまで含めて初めて「品質を守った」と言える。
つまり精密洗浄業は、工程全体を設計する仕事でもあります📦✨


6. “縁の下”なのに、代替が効かない仕事💪✨

精密機器洗浄は目立ちません。
でも、いざ問題が起きた時に「洗浄が原因かもしれない」と真っ先に疑われる領域でもあります。
それだけ重要で、工程のボトルネックになりやすい。
だからこそ、信頼できる洗浄業者・洗浄技術者は、現場にとって貴重な存在です😊✨


精密機器産業洗浄業のやりがいは、
✅見えないミクロンの世界で品質を守る
✅洗浄が製造工程の成立を支える
✅不良率を下げて企業を救うインパクトがある
✅科学と職人技が融合する奥深さ
✅再汚染防止まで含めた“品質づくり”
ここにあります。